外国免許を日本の免許に切り替える方法

免許の更新のため日本へ一時帰国する人も多いのではないでしょうか。

わたしもそのつもりでいたのですが、更新時期がちょうどロックダウンになってしまい日本の免許を失効してしまいました。

日本滞在時の身分証明書にもなるし、できればキープしておきたかった。

失効してから3年以内であれば、なんとか更新できたみたいなのですが、コロナ過が明け最初に一時帰国した時は、久しぶりの日本なのに免許更新なんかのために時間を使うのはもったいない!とムキになって遊びつくしました。

今更後悔しています。

再び日本の免許を手に入れるには、オーストラリアの免許を日本の免許に書き換える方法がありますが、かなり面倒です。

結局、切り替えはしていないのですが、埼玉県免許センターに問い合わせした際、対応してくれた女性が丁寧に説明してくださったのでこちらで共有したいと思います。

※都道府県により、多少違いがあるようなので管轄の免許センターにもご確認ください。

オーストラリア免許→日本の免許に切り替える為に必要な書類

すぐに用意できるもの

・戸籍謄本

・パスポート

・失効した免許書

・顔写真2枚

しかし、厄介な書類がまだまだ。

一つずつ詳しく説明していきたいと思います。

オーストラリア出入国記録

本当にオーストラリアに滞在していたという証明が必要になります。

オーストラリアでは入国、出国の際にパスポートにスタンプは押されませんので、オーストラリア大使館に出入国記録の申請をする必要があります。

オーストラリア大使館ウェブサイトより申請書をダウンロードし、記入後メールに添付すると約4週間でメールにて出入国記録が送られてくるみたいです。

ちなみにビザは証明にならないとのこと。

滞在先世帯主の住民票

住民票を抜いている場合は、滞在先世帯主の住民票が必要とのこと。

多くの人が実家に滞在すると思いますので、親に住民票を取ってきてもらう必要があります。

そして、裏側に

「〇〇(免許申請者の名前)は私の娘/息子でオーストラリアに住んでおり、令和〇年〇月〇日から〇月〇日まで一時帰国をして、同居しています。」

と一筆記載してもらう必要があるとのこと。

日本語への翻訳文

オーストラリアの免許を日本語に翻訳してもらう必要があります。

自分でも翻訳できそうだけどそれではダメで、公式の機関に翻訳してもらわなければなりません。

オーストラリアの免許の場合はJAFに依頼します。

オンライン申請の場合、1~2週間、窓口申請の場合、即日~2週間かかるとのことですが、全ての窓口で対応しているわけではないらしいので気を付けてください。

ドライビングレコード(運転経歴証明書)

無違反証明のようなものです。

こちらは必須ではないが、求められる場合があるとのことなので用意しておくように言われました。

住んでいる州によって申請先が異なりますが、オンラインで取得可能です。

いざ免許センターへ

書類が全てそろったら、免許センターに出向きます。

受付時間が9:30から10:00までの30分間のみ、受付番号が後ろの方の場合、免許の発行は後日になってしまう可能性もあるとのこと。(埼玉県の場合)

せっかくの一時帰国中に、2日も免許センターに行かないといけないなんて、時間がもったいなさすぎます。

このリスクも、申請をあきらめた一つの理由でもあります。

【余談】旦那がイギリスの免許→日本の免許に書き換えた時の話

わたしは申請をあきらめましたが、実は10年ほど前、旦那がイギリスの免許証から日本の免許証に書き換えたことがあるので、その時の話をしたいと思います。

日本語が話せない人は通訳を同行しなければいけないとのことで、わたしも一緒に行きました。

かなり時間がたってっしまっているので、うる覚えな部分もありますがご了承くださいね。

その時も同じく、埼玉県免許センターで申請をしました。

受付

まず、午前中に受付を済ませ、外国免許の審査は午後のため13時頃までフリータイムでした。

長い待ち時間

散歩してみたり、近くのファミレスで時間をつぶしたけど、かなり暇だったのでこれから申請する予定の人は、本やタブレットを持っていくといいかもしれません。

書類審査

集合時間に指定の部屋へ行き、順番に書類審査をします。

この書類審査でいろいろ質問されるので、通訳者が必要というわけです。

その時の係員いわく、日本の道路交通法はイギリスの法律をもとにしているとのことで、イギリス人びいき(?)をしてくれ、めちゃくちゃ優しく対応してくれました。

日本語があまりわからないのに一人で来ていた申請者には、厳しめでした(笑)

視力検査・免許の発行

講習があったかは覚えていませんが、イギリスの免許保持者は知識・技能確認は免除されるので視力検査をし、すぐに免許を発行してもらえました。

ちなみに、オーストラリアの免許保持者も同じく免除されます。

こんな感じで、結構な時間と体力を使います。

わたしたちが申請した時は10人前後だったと思うのですが、今はめちゃくちゃ混雑するらしいので受付開始時間よりも早めに到着した方がいいかもしれません。

さいごに

めんどうはめんどうだけど、ほとんどオンラインで申請できるので、たっぷり時間があれば書類集めは問題なさそうですね。

日本に完全帰国となれば申請するけど、わたしは今のところその予定はないのでこのままスルーするでしょう。

(朝早くから鴻巣に行きたくないだけ。)

みなさんは、免許失効しないように気を付けてくださいね。

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