以前の投稿で、今後の一時帰国はANA直行便一択とは言ったものの、4月13日の便を最後にまた運休となってしまいました。(が、10月に再開するそう。)
ANA直行便は、セール時以外に予約をしようとすると、なかなかな値段になってしまうのでいつでも好きな時に予約を取るというのは正直キビシイです。
11月に一時帰国したばかりなのですが、家庭の事情でまた日本へ行くことになり、今回はカンタス+JALを利用しました。
今回は、わたし流チケットの探し方と、搭乗レポをしていきたいと思います。
チケットの検索方法
スカイスキャナーで検索
航空券を調べる時、わたしはまずはスカイスキャナーでチケットを検索します。
世界中の旅行会社、航空会社から比較検索ができるサイトです。
評価が低い旅行会社や、聞いたことのない旅行会社も含まれているので、スカイスキャナーを利用する際はサイトをよーく見ることをおすすめします。
たまに、他よりもだいぶ安く表示している旅行会社があったりしますが、予約を進めていくとどんどん追加料金を取られて、結局高くついてしまう場合もあるので注意してくださいね。
今回自分が行きたい日程ではマレーシア航空が最安値だったのですが、それでも$1000オーバー。
以前マレーシア航空を利用した際あまり良くなかったので、なるべく避けたかったのです。
他の検索結果も、LCC便だったり怪しそうな旅行会社が販売しているチケットだったりしたのでスカイスキャナーでの検索はここで終了。
というわけで、別の方法で探すことに。
エアライン直ウェブサイトを調べてみる
スカイスキャナーで納得のいくチケットが見つからなかった場合、利用したい航空会社のウェブサイトで直接検索すると、たまたまセールが開催されていたり、なかなかいい条件のチケットが見つかったりもします。
まずはANAを調べましたが、やはり庶民には手の届かないお値段。
次にJALで検索してみたところ、早速良さそうなチケットを発見しました。
パース-シンガポール(カンタス)、シンガポール-羽田(JAL)というルートで値段も$1500ちょっと。
悪くないです。
シンガポール経由の場合はシンガポール航空利用の場合のみだと思っていたので、新しい発見でした。
そこで、カンタス航空のウェブサイトから購入しても同じ値段なのか調べてみることに。
すると、なんと$200以上も安い$1295でした!
全く同じフライトなのに、こんなに差が出るんですね~。
得した気分♪
ということで、迷わずポチりました。
この値段で半分JALのサービスを受けれるなら文句なしです。
カンタスは7年前に乗ったきりでしたが、学生時代の英語の先生がカンタス航空は少しでも異変があるとすぐに引き返すからめちゃくちゃ安全な航空会社だと言っていたのを覚えていたので、即決できた決め手でもあります。
調べてみると、本当に1951年以降死亡事故を起こしていない+機体の損失もないとのこと。
搭乗レポート
パース空港第3・4ターミナルの様子
パース空港からの国際線は全てターミナル1発だと思っていましたが、カンタス便はターミナル3、4からの出発でした。(ターミナル3と4は繋がっています。)
ターミナル3でチェックインや荷物の預入を済ませ、保安検査へ進みます。
ここでは国内線の搭乗客も一緒に通過します。
国内線搭乗ゲートと飲食店を通り過ぎ、国際線ゲートに向かうため出国審査を受け、もう一度保安検査を受けます。
ここでの注意点は、1回目の保安検査後に飲み物を買ってしまうと2度目の保安検査で没収されてしまうので、喉が渇いていても少し我慢しましょう。
国際線ゲートの方には飲食店、コンビニ、免税店が1つずつありました。
ターミナル1の免税店もしょぼいけど、こちらはもっとしょぼかったです。
国内線ゲートの方がまだ飲食店が多いので、時間に余裕がありもし何か食べたい場合は、2つ目の保安検査前に食べた方がいいかもしれません。
たぶん高いですが。
ちなみに、国際線ゲートのカフェで売られているちっちゃーい容器に入ったヨーグルトとカットフルーツは各$10でした(゚д゚)!
7年ぶりにカンタス便に乗った感想
搭乗して、まず思った感想。
「あれ?カンタスってLCCだったっけ・・・?」
絶句ポイントがいくつかあったのでひとつずつ説明していきたいと思います。
1つ目は、座席がとにかく狭いこと。
今までいろんな航空会社を利用してきたけど、過去イチ狭かったんじゃないかと思います。
体が大きめのオージーが多いのに、こんな狭い座席で大丈夫なのか心配になります。
もし、筋肉ムキムキのメンズ2人が並んだらもうぎゅうぎゅうですよ。
2つ目は、モニターがない。
帰りの便では、前のポケットにタブレットが入っていましたが、行きはありませんでした。
前の席にタブレットを固定できる仕組みになっていて、シートベルト着用サインが消えたら利用できることになっています。
日本の映画もいくつかありました。
何故、行きの便ではタブレットがなかったのか謎です。
充電するの忘れたとか?
オーストラリアではあり得る話です。
わたしはiPadを持参していたのでよかったけど、何もなかったらあの狭い空間で約5時間のフライトは辛かったと思います。
モニターがないのでもちろん離陸前の機内安全ビデオはなく、音声だけなんですよ。
まあ内容はわかっているからいいけど、カンタスの安全ビデオ見てみたかった。
あとは、自分が今どのあたりを飛んでいるのかフライトマップを見るのもちょっとした楽しみでもあるのですが、それもありませんでした。
3つ目は、清潔感が皆無なところ。
テーブルには飲み物がこぼれた跡が残っているし、床にはゴミが落ちたまんま。
窓は、前の便の搭乗者が寄りかかって付いたであろう頭の油でギトギトに。
枕は黒ずんでいて、おそらく交換していないんじゃないかと思います。
そして、期待はしていなかったけど機内食は微妙。
特に帰りの便で出たビーフヌードルは食べられなかった。
ね?不味そうでしょ。
リトルクリーチャーズビールに救われました。
7年前は、日本発の便だったこともあり嫌な思いをした記憶はなかったのですが、久しぶりのカンタス航空利用、とても残念でした。
これって本当にフルキャリアなの?と疑ってしまうレベルです。
調べてみると、やっぱり悪いレビューがたくさん見つかりました。
せっかく安全な航空会社として評価されているのに、サービス面で評価を下げてしまうのはもったいないと思いました。
神!JAPAN AIRLINES
言うまでもないですが、やっぱり日系エアラインは最高でした。
清潔感、機内食、サービス全て良し。
カンタス便の後だったので、余計に感動しました。
帰りの便では離陸して数分後、富士山が見えるよというアナウンスがあったのも嬉しい心遣いでした。
行きも帰りも美味しく機内食をいただきましたが、日本発便は特に美味しくて日本の食のレベルの高さをあらためて実感しました。
この時は酒井研野さんという和食シェフの監修メニューで、わたしは葱たっぷり焼き豚丼を選びました。
もう一つのチキンのとろとろたまごライスも美味しそうだったなぁ。
そして、いちばん嬉しかったのは羽田→シンガポール便の軽食に木村屋のあんぱんがでてきたこと!
美味しすぎてもう一個くださいって言おうか何度も迷ったけど、お腹いっぱいだったので我慢しました。
最後に日本の味を噛みしめることができた瞬間でした。
余談
パース空港に到着後、驚きだったことがあったのでお伝えしておこうと思います。
ターミナル1に到着の場合は、日本のパスポートを持っている人はスマートゲートという自動入国審査でスムーズに入国できるのですが、今回着陸したターミナル3にはそれがなく、久しぶりの有人入国審査でした。
深夜着だったので1分でも早く家に帰りたいのに、15分ほど並びました。
今回わかったことは、カンタス航空はオーストラリアのフラッグキャリアなのに、使用する空港がしょぼいということ。
パースだからしょうがないか。
まとめ
カンタス航空のウェブサイトより直接予約をした今回のフライトでしたが、半分は微妙、半分は最高という結果でした。
半分と言っても、カンタス便よりもJAL便の方が飛行時間が長いので、$1300ほどでJALのサービスを長めに受けれたのは良かったと思っています。
パース-シンガポール便は5時間ちょっとの中距離フライトなので、カンタス航空が多少残念でも我慢できる範囲でした。
次も同じぐらいの値段だったらまた利用すると思います。