昨年、訳あって血液検査を受けたのですが、高コレステロールと診断されてしまいました。
半年後に2回目の検査をやっても、同じ結果。
GPのドクターいわく、劇的に数値が高いというわけではないらしいのですが、30代でこの数値はちょっと心配とのこと。
そこで、ドクターから栄養士の指導を受けるように言われ、紹介状を書いてもらいました。
そのセッションの様子や、オーストラリアで購入できる高コレステロールの改善に効くおすすめの食品を紹介したいと思います。
オーストラリアでダイエットをしたい人にも役に立つ情報となっています。
Team Care Arrangementsの利用
オーストラリアには「Team Care Arrangements」という制度があります。
6ヶ月以上続く慢性疾患を持つ人が、年間5回の同盟健康サービス(理学療法、心理学、言語療法など)を受けられ、その費用の一部を政府が負担してくれるというものです。
Team Care Arrangementsについて
対象者
高血圧、糖尿病、心疾患など、慢性的な健康状態にある人々が対象です。
高コレステロールもこれに該当します。
提供されるサービス
栄養士、理学療法士、心理士、足病医などのスペシャリストによる診察や治療が含まれます。
プランの作成
GPが患者の健康状態を評価し、個別のケアプランを作成します。
これにより、適切な専門家への紹介が行われます。
わたしの場合、GPから栄養士への紹介状を書いてもらい、このプランを利用して2回の指導を受けることになりました。
栄養士とのセッション
栄養士とのセッションでは、普段の食生活について詳しく聞かれました。
よく食べるものや1週間のフードダイアリーを提出し、そのデータをもとにアドバイスをもらいました。
脂肪分の多い肉、加工肉、お菓子等を控えた方がいいということはわかっていたけど、逆に食べた方がいいものについては、あまり知識がなかったので勉強になりました。
積極的に食べた方がいいもの
大豆製品
大豆製品は、植物ステロールや植物ステロールエステルが多く含まれていて、血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
また、飽和脂肪酸が少なく、良質な不飽和脂肪酸と食物繊維が豊富に含まれています。
日本人のわたしは、普段から納豆や豆腐を食べているのでここは余裕でクリア。
ナッツ類
ナッツ類は、不飽和脂肪酸や植物ステロールが豊富で、これらが血中の悪玉コレステロールを減少させる効果があります。
また、食物繊維も含まれており、これがコレステロールの吸収を抑制します。
栄養士さんからは、味の付いていないミックスナッツを毎日4分の1カップ食べるように言われました。
早速、Lo-Cholesterolというナッツを見つけ購入したのですが、見ての通り全然減っていません。
わたし、もともとナッツがそんなに好きではないので味がないと余計食べにくいのです。
2回目のセッションでそれを伝えると、塩味がついたのでもいいからとにかく食べてくれと言われました。
それでもやっぱり、毎日食べるのはきついです。
魚
魚には、豊富なオメガ-3脂肪酸と低い飽和脂肪酸が含まれています。
これらは心血管の健康を促進し、血中の悪玉コレステロールを減少させる効果があります。
週に2~3回魚を食べるようアドバイスされました。
GPのドクターからは、サーモンには脂肪分が多く含まれているからあまり食べないように言われたのですが、栄養士さんには、週1回なら全く問題ないと言われました。
ちなみに、ツナ缶でもOKとのこと。
栄養士おすすめの食品
Heart Active milk
99% Fat freeで植物ステロールが含まれた牛乳です。
味は美味しくもないけど不味くもなく、、、まぁ飲めます。
わたしはコーヒーに入れて飲んでますが、たまーにカフェでコーヒーを飲むとやっぱりFull Creamの方が美味しいなぁと感じます。
Chobani
ヨーグルトを買う時は、このメーカーを選ぶように勧められました。
パッケージに記載の通り、脂肪分が0.5%以下と、とってもヘルシーです。
どのくらいヘルシーなのか、以前紹介した、わたしのお気に入りのTamar Valleyと比べてみました。
※ブルーベリー味の場合 | Chobani | Tamar Valley |
脂肪分/100g | 0.2g | 4.8g |
カロリー/100g | 314.00kJ | 579.00kJ |
全然違いますね。
最近は、Chobaniを手に取るようにしていますが、やっぱりTamar Valleyの方がクリーミーで好きです。
Flora ProActiv Margarine
普段料理にバターを使うと話したら、こちらに置き換えるように言われました。
天然植物ステロールが配合されていて、コレステロールを下げる効果があるバターの代用品です。
わたしの場合、バターを使うと言っても毎日使うわけではないので、こちらは購入しませんでした。
毎日バターを食べる人には良いのかもしれません。
枝豆
「枝豆は体に良くて、すんごく美味しいの!」と熱弁されました。
うん、知ってる。(笑)
枝豆が日本の食べ物だって知らないのかな。
オーストラリアでは、冷凍の枝豆がアジアンスーパー等で購入できます。
わたしの場合は、普段から大豆製品(納豆と豆腐)を食べているので、枝豆はあんまり買いませんが。
この栄養士さんが、日本の茹でたての枝豆を食べたら美味しすぎてぶったまげるでしょうね。
BLACKMORES サプリメント
食品ではないですが、このサプリも効果があるんだそう。
BLACKMORESはオーストラリア最大手のサプリメントメーカーなので安心して飲めます。
口コミも良いので、取り入れてみていますが、難点がひとつ。
1錠がバカでかい!
しょっちゅう喉につっかかるので辛いです。
でも、がんばって飲み込んでいます。
食生活の見直しとダイエットの決意
以上のアドバイスをもとに、食生活の見直しとダイエットを決意しました。
普段の食事では勧められた食品を積極的に取り入れ、1回の食事量も減らしました。
豚バラやソーセージ等はできるだけ我慢。
我慢のしすぎもよくないので、2~3週間に1回は少量食べます。
あとは、週1回のピラティスと毎日30分のウォーキングも欠かしていません。
雨の日はサボりますが。
効果の実感と次のステップ
半年間の努力の結果、体重は少しずつ減少しています。
しっかり食べているし、それほどキツイ運動をしているわけではないのに効果が出ているのはとても嬉しいです。
今までの食生活がいかに不健康だったかということですね・・・。
来週は再び血液検査を受けて、コレステロール値がどのように変化したかを確認する予定です。
これまでの取り組みは、自分の健康に対する意識を高める良い機会となりました。
さいごに
高コレステロールと診断されてしまっても、適切な知識と対策を取ることで、健康を維持することができます。
食生活の改善や定期的な血液検査を通じて、自分の健康をしっかりと管理していくことが大切です。